10月18日17時40分配信 毎日新聞
男子ゴルフのブリヂストンオープン(千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦=7138ヤード、パー72)は第1日の18日、近藤智弘が8バーディー1ボギーの7アンダーで首位発進。2打差の2位には深堀圭一郎、藤田寛之ら6人が並んだ。5月のツアーを史上最年少で制したアマチュア参加の16歳、石川遼(東京・杉並学院高1年)は、近藤と同じ組で7バーディー4ボギーの3アンダーをマークし18位タイ。
▽近藤智弘 パー5で全部バーディーを取れて、いい気分だ。石川君とは一緒に回っていて元気になれるけど、ギャラリーの拍手が石川君びいきなのがねえ……。左上腕に変な違和感が続いているのが気がかり。
◇出だしで波に乗る…石川に笑顔戻る
8月末から参加したプロツアー3戦ではすべてオーバーパーで欲求不満気味の石川。真っすぐなフェアウェーが多く、ラフも浅い平易なコースで七つのバーディー。「もう少し取れたかもしれないけど自分をほめたい」と笑顔を取り戻せた。
出だしで波に乗れた。インスタートの10番。ティーショットは左のラフにそれたが、アプローチで3メートルに寄せてバーディー。3番でボギーをたたき、いつもの安定しない石川と思いきや、続く4番では5メートルのバーディーパットを沈めてガッツポーズ。ミスの直後にきっちり修正する成長ぶりに、同組の近藤も「落ち着きぶりがアマチュアと思えない」と驚く。
選手たちは、スコアを伸ばすポイントとして「パー5でいかにバーディーを稼ぐか」と話す。石川は4ホールのうち3ホールでバーディーを奪った。「大事と思った場面で入れられたのがうれしい」と石川。
一方で課題も残った。4ボギーのうち三つがショートホール。ティーショットがグリーンを外した。「アイアンショットが乱れた」と反省する石川。ショートホールでスコアを一つ伸ばした近藤と差が出た形だ。「近藤さんは無駄がない」と石川。19日も同じ組。間近の手本にならって修正できれば、予選通過は難しくない。【上鵜瀬浄】
○…大リーグ、デビルレイズの岩村明憲が、谷口拓也のキャディーを務めた。岩村の兄敬士さん(元近鉄)と谷口拓の関係者が知り合いで、3年前からともに自主トレーニングをする仲に。「いつか実現しようと言って時間がかかってしまった」と岩村。谷口拓は後半出だしの5ホールで3ボギー(1バーディー)をたたいて崩れそうになったが、「深呼吸して落ち着けと言われ立ち直れた」と谷口拓。前半の4バーディー、ノーボギーも奏功して4アンダーの8位タイにつけた。岩村は「気持ちのコントロールは野球もゴルフも一緒」と満足そうに話した。

